日本の将来

今、建築現場で起きている事実

それは誰もが口をそろえて言う。

若い子がいない。本当にそうなんだと思います。

 

少子化が原因?仕事が大変だから?わたくしは違うと思います。確かに学校のクラス、減っています。だけど本当にそれだけでしょうか。

 

 わたくし町内会の役員のお手伝いをやったことがあります。 

町内運動会の時、開会式で町内会長が一言。

全校生徒が900人いるなか、町内の運動会に参加しているのが100名たらず、一体どうなってるんだー。とご立腹。わたくしもそれは共感しました。こんな少ないのかーと。子供会が機能してないじゃんと。

 もちろん地域によっては盛大にお祭りみたいに行われている所もあると聞きます。しかし学区のこの子供会は来年はなくなります。とかここの子供会と合併します。とかよく聞きました。

  あれーなんでここの子供たちは、子供会に、はいってないの?と聞くと、

 

 少し昔は子供会があったんだけどー、なくなっちゃった。

 

 そんな話を聞きました。えっ!なんで?とわたしすごく疑問でした。

 

 地域によってはスポーツが盛んで、野球、バスケ、サッカーなどクラブチームを選択する子供達も多いです。勉強塾にはいっているお子さんも多いと聞きます。

 後はやはり共働きが多いこのご時世、役員は負担、責任が大きいために辞退されるとお話をお聞きしました。

 なるほどです。ようは誰かが入らないから、入らない。負の連鎖なんだと思います。

現代の流行りでもあると思います。

 

 建築、職人と呼ばれる職種も同じような事だと思います。

 

 昭和の会話

親父ー。親父の仕事やってみたいんだけどー。

 

バーロー!おまえができるほど甘くない、ダメだ。仕事をなめるな!

この押し問答をくりかえし、

 

お前にそこまでの覚悟があるなら、まあ来い。

そして職人見習いが出来て、運が良い時はその友達までも入社すると言う好循環。

 

 令和の会話

パパー。パパの仕事に興味があるんだけど。

 

きついよ。やめた方がよい。

特に押し問答もなく、

 

昔の職人ならダメだダメだを繰り返し最後は内心うれしく、一緒にできると言う喜びがあった。でも今は本当にやめてくれ。

と言う感じになります。

 

んー。それは、若い子いないっすよねー。

 

工期の短縮、無駄を省きスピード重視。突貫工事は当たり前。これもあれもと積み重ねられた、細かすぎるルール。40、50歳の職人はやたらと多く、仕事の取り合い。

昔は入社したその日から日給はやたら高く、今はそうでもない。

 

 昔、流行った3K。

 職人は、

キツイ、汚い、危険、給料安い、厳しい、帰れない、金曜日の次の日仕事、、、、、、、、、。

ずっと続きます。

 

 自分で会社を起こしてる方ならまだしもって思います。

 

だけどわたくし思います。これってふつうに、若い子たち、チャンスじゃない?と。だって若い子の人手不足なんですもん。

将来、社長になれますやん。